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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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義母が遺した着物たち

夫の実家から、義母が遺した着物を持って帰ってきた。

一人暮らしになった義父が「着物の手入れは自分にはできない。カビや虫食いが怖いので全部持って帰って欲しい」と言う。

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長着・上着類・浴衣に義父のウールアンサンブルなど20〜30枚はある。
一度に持ち帰るのは2LDKの我が家にはちょっと多過ぎるのだが、義父の気持ちもよくわかる(私も着物を着るようになっていなければ同じように考えるかも)。

そこで桐箪笥に収まっている黒留袖と喪服・それぞれの帯だけは残し、黄変が激しかった長襦袢や一部の着物はその場で処分して、それ以外は着物ケースごと持ち帰ってきた。
我が家の四畳半の和室は、もうキツキツだ。

素材はウール、正絹、そして私では見分けがつかないものが混在している。
傷み具合、汚れ具合も様々だ。
ただ一つはっきりしていることは、義母は小柄だったので着物の寸法も小さく、お直しをせずに着られるものは一枚もないということ。
着るためには必ずなんらかの手を加えなければ無理なのだ。


まずそれぞれの素材をできるだけ特定し、傷み具合や色柄の好みなどを考え合わせて手の入れ方を決めなくてはならない。

洗い張りに出して仕立て替えをするのか、丸洗いもしくは自宅で洗濯をして裄だけを出すのか?
裄出しはプロにお願いするのか、自分でするのか?
もしくは何の手も加えずに仕舞っておくか、諦めて処分するのか、着物以外にリメイクするのか?
このあたりを、梅雨に入る前にある程度は見極めたい。

私が義母の着物姿を見たのはただ一度、私たちの結婚式のときの黒留袖姿だけなので、持ち帰った着物のあれこれを見ても正直なところ義母の顔が浮かんでくるわけではない。
ただ、特に女紋の付いた着物を見ると、これらの着物を持って京都から横浜へ嫁いだ義母と、着物を誂えて義母の嫁入りを見送った義母の家族の思いがぎっしりと詰まっているようで感慨深く、一枚でも多くの着物を着られるように頑張ろうと思う。

…しかしこれだけの着物を自宅で管理するには、部屋の大掛かりな模様替えが必要になりそうだ。そちらも頑張らなくては。



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早速手をつけたのは、浴衣。

右の三枚は義父のものだと思うのだが、左の一枚は男物か、女物か?柄としては女っぽいけど。
寸法は他の三枚と同じで、私が着るとくるぶしが隠れるぐらいの対丈になる。
どちらにしろ、黄ばみや汚れがあるし生地もよれよれなので、浴衣として着ることはまずなさそうだが…。

糊が効いているのと、衿を中心にシミがあるのでとりあえず洗濯する。
そのまま仕舞っておいてもさほどかさばることもないし、解体すれば手ぬぐい・ふきん・雑巾と必ず役に立つものなので、よく乾かしたら他の着物の始末が終わるまで仕舞っておくことにする。
(解体しても、思い出として手ぬぐい一本ずつはずっと取っておきたいな)



これからしばらく、これらの着物の始末について記録がてら書いていこうと思う。
うまく繰り回しができるよう、頑張ります。
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Commented by まき at 2010-05-06 19:07 x
こんばんは。
お義母さまの着物を持って帰って来られたのですね。
浴衣の柄、とても素敵ですね。(^^)
Medalogさんがこれからどのようにアレンジされるのか、参考にさせていただきたいです。
ワンピースにアレンジしたいと思いつつ、結局まだ何もできていませんし
相変わらず押し入れに突っ込んだままです…。
Commented by r_gardenspace at 2010-05-06 20:34
ん!ほんと、(まきさんのおっしゃるように)とっても素敵!
着物の柄もそうですし、お義母さまモダンな趣味だったんですね〜
これならちょっと直せば直ぐにも袖を通せそうですが、
確かに手間はかかってしまいますね〜(^^;;;
でもきっと、お義母さま喜んでおられる事でしょう!(^^)
Commented by Medalog at 2010-05-06 21:40
まきさんへ
浴衣の柄、4枚ともなかなかいいですよね!
だから捨てることができず、状態は余り良くないのですが
持ち帰ってきてしまいました。
今後のアレンジ…。自分でも楽しみではあるのですが、
持ち帰った着物を少しほどいてみたら、仕立て直したとしても
自分の寸法には足りそうになくて悩んでいます。
お金をかけて直しても寸足らずって悲しいですよね!
でも直さなければ、このまま誰も着ることなく終わっていきそうだし。

まきさんのお母様の着物は、寸法はどうだったんでしたっけ?
多少我慢して着られるのならいいですよね。
ワンピにアレンジ、私のほうこそ真似させていただくかもしれません。
Commented by Medalog at 2010-05-06 21:44
凛佳さんへ
浴衣の柄も着物の柄も、「昭和モダン」とでも呼びたくなるようなな独特の色柄が多くて、
私も気に入っているものが何枚もあります。
ただ、まきさんへのコメントに書いた通り、洗い張りをして仕立て直しても
寸法が足りないままの着物がほとんどなのが辛いところです。
手間と金をかけても解決しなかったら、どうしましょう(泣)

全ての着物を再生できなくても、一枚でも多く
なんらかの新しい命を芽生えさせてあげたいと思っています。
義母も喜んでくれるといいのですが、
天国から心配して下界を覗き込んでいるかもしれないですね(笑)。
Commented by 神奈川絵美 at 2010-05-07 02:18 x
こんにちは! 20~30枚の着物が仲間入り…となると、お義父さまの望みとはいえ、Medalogさんの着物環境がずいぶん変わりますよね。
お写真の、黒地に双葉?柄や嶋はとても着易そう。収納がたいへんかと思いますが、焦らずゆっくり、楽しみながら仕立て直ししていくのが、お義母さまのご供養になるかも知れませんね。

それにしても、ほかの方もお書きになっていますが、浴衣はなかなかダイナミックで、いいですねー。うーん着姿を拝見したいです。
Commented by Medalog at 2010-05-07 08:00
神奈川絵美さんへ
全ての着物を仕立て直す訳でもないので、最終的にはそれなりに落ち着くのでしょうが、
それまでの間は繰り回しにも収納にも頭を悩ませることになりそうです。
でもしまい込む場所がないだけに、しょっちゅう移動したり
出し入れしたりして空気を入れられるから、悪くはないのかも。

浴衣もそうですし、着物の中にもなかなかいい柄があるんですよ〜。
ただ、そういう着物は義母も愛用していたらしく、シミや黄ばみが多いので
汚れが落ちるかどうかでその後の使い道も変わってきそうです。

浴衣は状態が良くないので、夏の部屋着にでもしようかしら。
冬の部屋着を、これまた持ち帰ってきたウールにしたら、洋服を買わなくてすみそうです(笑)。
Commented by 風子 at 2010-05-07 09:50 x
お義母さん、喜んでおいででしょうね。

うちは義姉、親戚、お世話になった近所の方に、着られそうなものはお譲りしました。
喜んでくださったので、義母も納得してくれているかな、と思っています。

寸法の合わないものは悩みますね。
仕立て直しは買うより経費がかかってしまうこともあるので、よくよく考えて、どうしても、、、と思うものだけにしたほうがいいかな、と思います。

Commented by Medalog at 2010-05-07 15:08
風子さんへ
義父いわく、義母は生前、着物は全て私に譲りたいと何度も言っていたそうなんです。
いわば義母の唯一の遺言のようなもので、義父の希望でもあるので
その気持ちを尊重して、全ていただいて帰りました。
だからどなたかに差し上げたり売ったりすることは当分はできないかな、と…。
着ないものでも、これ以上傷まないように注意して保管していこうと思います。

長着は正絹よりウールのほうが多く、ウールは自分で洗濯&お直しするつもりなので
洗い張り〜仕立て直しに出すのは数枚ですみそうです。
10枚ほどある上着類は裄も丈も短いので、仕立て直しすら難しそうですし。
急ぐ必要もないので、電卓片手にじっくり考えて行動に移したいと思います。
Commented by amethyst at 2010-05-09 12:52 x
素敵なお義母さまのお着物をゆずられてよかったですね。
Medalogさんおことをご自分の娘のように思われていたんでしょうね。
サイズ違いは悩ましいですけどMedalogさんの知恵と
チクチクの技でうまく着まわせるようになると思います。
画像に写っている分なんかはもう
Medalogさんの趣味そのもののようですよ~
楽しみですね。
Commented by Medalog at 2010-05-10 08:20
amethystさんへ
義母と着物について話したことは数えるほどしかなかったので
着物のすべてを私に、とまで思ってくれていたとは驚きました。

>画像に写っている分なんかはもうMedalogさんの趣味そのもの
分かります?(笑)
好きなものを一番上に置いてしまいました。
寸法は全体的にかなり小さめで、そもそも布地の幅自体が狭いので
どこまで直せるか微妙なところです。
義母のことを考えると一枚でも多くの着物を仕立て直したくなりますが、
風子さんがアドバイスしてくださった通り費用のこともあるので
何年もかけて悩みたいと思います。
by Medalog | 2010-05-06 11:37 | きもの | Comments(10)